通称「ビリギャル」という本をご存知でしょうか?正式名称は
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」
です。
著者は坪田信貴さん。
この話のモデルのビリギャルは、小林さやかさん。
僕は一度だけお会いしたことがあります。
9月29日にTVで放送されたスピーチの番組speech!
そこで、ビリギャルのモデルになった小林さやかさんが伝えたメッセージ。
「ワクワクいきいき生きている大人が増えたらきっと「勉強しなさい」と子どもたちに100万回言うよりも、よっぽど英才教育になるはずだから」
僕も、本当にこう思います。
子どもたちは、大人の言葉を聞いてはいないんです。
子どもたちは、大人の行動を見ているんです。
子どもたちは、大人の背中を見ているんです。
その行動が、背中が、ワクワクしているものだったら、
絶対に子供もその影響を受けてワクワクしていくものです。
「大人って、あんなに楽しそうなんだ!いつもワクワクして、
たまに疲れて、でもまた笑顔でイキイキしてる。いいなぁー!」
子供がこんなことを感じてくれたら、それだけで教育は成功です。
Speech!の中で、さやかさんが坪田先生から教わったこと。
「君が慶応に合格したら「もともと頭が良かったんだ」と言う。
君が慶応に不合格になったら「ほら、どうせ無理って言ったでしょう」と言う。
つまり、周りの人は結果からしか判断してくれない」
これは確かに事実です。
結果からしか判断されません。
でも、このあとに坪田先生が続けた言葉が、真実だと思うのです。
「でもね、何が一番重要か、何かを死ぬ気で頑張った経験こそが君の一生の宝になるんだよ」
今のさやかさんは、本当に自信にあふれていて、
多くの人に自分の体験を伝えて精力的に活動なさっています。
もちろん、無事に慶応大学に合格したという事実が彼女を支えている一面はあるでしょう。
でもそれ以上に、あーちゃん(さやかさんの母親)と坪田先生が
しっかり支えてくれて、
何よりさやかさん本人が死ぬほど努力したという経験が、
今のさやかさんを支えていることは
疑いのないことだと思います。
子供が夢を見つけて、ワクワクすることを見つけたら、
大人は全力でそれを応援してあげてほしいと思います。
ワクワクすることを見つけたら、一緒に喜んであげてほしいです。
一緒に「じゃあどうやったらできるかな」と考えてあげてほしいです。
子供は、周りの大人に支えられて成長していきます。
ビリギャルは、奇跡の物語じゃない。
誰にでも起こりうるドラマ。
これを読んでくれているあなたの周りにも、起こりうるドラマ。
ぜひ、子どもたちと一緒に喜び、子どもたちを支えてあげる大人が一人でも増える社会にしていきましょう。
もしよければ、さやかさんのブログを読んで見てください。
「speech!出て良かった!!」
https://ameblo.jp/kobayashi-sayaka/entry-12530852951.html