今日の小川のブログを読む前に、
ぜひこちらをご覧ください。
○渋滞なしのアリの行列 マラソン大会に応用した数学力
使える数学(前編)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55030270Q0A130C2000000
○校庭に大きな笑顔を描いてみる 体動かせば分かる数学
使える数学(後編)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55033420Q0A130C2000000/
“
“
(出典:日経電子版)
これ、めっちゃいい記事です。
数学嫌いな人、嫌いだった人、
きっと多いと思います。
僕は割と数学好きだったので、受験では
それほど困ることはありませんでした。
でも多くの人が数学が苦手で嫌いで、
そのために受験で苦労したり
理系への道を諦めることになったりする
ケースは多いと思います。
上記の記事は、僕の大好きな「ビリギャル」の
モデルになった小林さやかさんが
率直に東大教授に数学の疑問などをぶつけているものです。
読んでいて、さやかさんの声が聞こえてくるくらい(笑)
リアルな反応をしています。
この反応は多くの数学嫌いの方が共感するのではないでしょうか。
記事をまとめると
「数学とは、世の中の問題解決のためにある」
ということです。
記事の中で西成教授が挙げた例は、
・渋滞を解消する
・お風呂のお湯を適温にする
・マラソンのスタート時の混雑を緩和する
など。これらは全て数学で解決できる、とのこと。
また、空港の顔認証や私たちのスマホにも
裏では数学が使われています。
西成教授は、こうおっしゃっています。
「数学って、効率化のために生み出された人類の知恵です。
大昔の人たちが、向こうの山までの距離を知りたい
といった問題に直面して、それがもとでいろんな定理が
生み出されました。
数学はいつも、まず実際の課題があって、
それを解こうとしてきた営みです。
だから、我々はそのバトンを引き継いでありがたく使っていけばいい」
ビリギャルさやかさんは対談の中でこう尋ねます。
「どうして学校では「こんなに役に立つよ」って教えてくれなかったんだろう?」
ごもっともな質問です。
西成教授は答えます。
「残念ながら、中学高校の現場の先生の多くは、
数学は知っているけれど、仕事の現場で
どう役に立っているかをあまり知らないんですね。
だからうまく伝えられない」
教科書は数学者が作っているから、
どうしてもそれをそのままやると研究者への道を
歩む用のものになってしまう。
もっと実用的な数学の教え方もあってもいい、
との意見には、小川も深く同意します。
(もっと詳しくはぜひ記事を読んでください!)
数学は、僕はとても楽しい科目だと思っています。
ただ、なかなかその楽しさが伝わらないし、
「受験」ということだけに特化してしまうと、
その楽しさも置き去りにして、
しかも実用性も伝えられないまま数学嫌いが増えて、
まるで親の仇のような目で見られがちです。
こういう実用的な面を入り口にして数学に触れれば、
もっと嫌いな人は少なくなる気がします。
こういうカリキュラムにならないかなー。
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小川教育研究所
小川 周平
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