自粛ムードの中、なかなか羽を伸ばして
遊んだり思いっきり仕事に精を出す、
ということがしにくいかと思います。
なんとなく、気分がアガらない。
なんとなく、気持ちがノラない。
こういうときは、何気ない一つ一つのことを
丁寧にやってみる、ということをお勧めします。
例えば、
・朝起きてパジャマをいつもより丁寧にたたむ
・朝ごはんをスマホを触らずにしっかり味わう
・「おはようございます」「いただきます」などの挨拶を心を込めてする
・1箇所でも5分でもいいので丁寧に掃除をする
小川は実家が曹洞宗のお寺です。
よく父に言われたのは
「掃除もできない人は何もできない」
ということです。
だから、小さいころから家の掃除だけは
しっかり手伝わされました。
おかげで今も掃除の仕方などはある程度わかりますし
スムーズに掃除ができます。
大人になってから、
仏教の教えの中で掃除はとても大切である、
ということを学びました。
それは、自分が修行をさせていただく場所を
綺麗にすることで感謝を示すためであったり、
自分の心の状態を整えるためであったり。
掃除だけではなく、
お寺の中では一つ一つのことをとても丁寧にやります。
お寺の中での修行は、意外と実生活でも使えます。
一つ一つ丁寧にすることで、
自分の心が整い、物事への感謝が生まれてきます。
ちょっと心が晴れないという方は、
ぜひちょっとしたことを丁寧にやってみてください。