普段、あまり政治についてのことは
語りませんが、今回は少し触れます。
ただ、別に今の政権がダメとかいいとか
そういう意見はここでは述べません。
今回は「伝える」という観点でのみ話します。
マスクを全世帯に2枚配布する、という政策について。
多くの人がシェアしている記事を読みました。
こちらをお読みください。
「アベノマスク炎上の正体」
https://note.com/yasusensho/n/n4a358954ccab
「全世帯にマスク2枚」ということだけが切り取られ、
あまりにも炎上しています。
僕も正直、「マスク2枚かよ」という印象でした。
日本のトップの方、現状わかってますか?
と何も知らずに思ってしまいました。
ただ、政府担当者の解説が公表され、
それについてさらにnoteで細かく解説がなされ、
ようやく理解できました。
このマスク2枚政策が、国民ではなく
医療従事者のためのものであるということを。
それであれば理解できますし、
そうすべきだと納得します。
ここで問題なのが、
○マスク2枚というところだけが大きく取り上げられたこと(それについて正確に自分で調べなかったこと)
○この政策の伝え方を変えれば国民の理解をもっと得られたであろうということ
の2点だと思われます。
正式な発表としては確かに、
なかなか「国民の皆様のためではありません」
などとは言えないでしょう。
ましてや国のトップである総理大臣が言うなんて
許されないでしょう。
よく考えてみたら、国のトップが集まって必死で
考えているはずなので、もっとその真意を探ろうと
する姿勢は私たちには必要でした。
そして、もっと政府側としては伝え方を工夫すべきだったかなと思います。
伝え方ひとつで、こんなにも違うものだと感じました。
嘘はいえない。でも。言えないこともある。
言いにくいこともある。
それを、どういう順番でどういう言葉で
誰がいつどういう形で伝えるのか。
同じ内容だとしても、受け取る側としては
印象は全然ちがってきます。
人前で話をする人間として、
自省するきっかけとなる出来事だと感じます。