教育

やる気スイッチなんて、ない

「うちの子はやる気がないんです
「やっとやる気になったようで、勉強し始めました」

これ、よく親御さんから聴くセリフです。
でも実は、「やる気になったからやる」のではありません。
子どもの中に「やる気スイッチ」というものはありません。

「やる気になるできる」
ではありません。
「できるやる気になる」
という順番です。

算数・数学が苦手な子どもは多いです。
でも、ふとしたきっかけで、算数・数学を
めちゃ勉強するようになります。

それはどういうきっかけなのか。
「あ、この問題できた!」
がきっかけです。
「なるほど、そういうことか!」
と理解「できた」瞬間です。

つまり、
「小さなできる」
を積み重ねていくと、いつの間にか
「やる気が出る」
のです。

スポーツでも一緒。
バスケだったら、まぐれでもいいので
シュートが入ったら嬉しいのです。
それが何本か入ると、もう夢中になります。

小さなこと、なんでもいいので
1つ2つできると、やる気になって
夢中になってやり始めます。

一番最初なんか、できなくて当然。
わからなくて当然。
わからないものに、
いきなりやる気が出るなんて、
なかなかありません。
(わからないことにワクワクする性格ならありえますが)

だから、少しでもいいので「できる」体験を
積むことが大切です。

「うちの子、やる気がないんです
と嘆く前に、できることをやらせてみませんか。

「小さな『できる』を積み重ねると、やる気が出てくる」
これは、通称「ビリギャル」の著者、坪田先生から
僕が学んだことです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ビリギャルのモデルになった小林さやかさんの
オンライン(zoom)講演会を主催します。

【日時】
9/26(土)1416時です。

【価格】※早割実施中!
8/31までのお申し込み:3,000
9/1以降のお申し込み:3,500

【講師について】
小林さやかさんは「講演依頼.com」で
講演依頼がトップクラスの講演講師でもあり、
現在は大学院で学習科学の研究をされています。
教育についてのためになる話や
家族や先生、そしてコーチについての話が聞けます。
ぜひ、ご参加ください。

https://birigal20200926.peatix.com/

褒めるとき、行動や結果を褒めていませんか?前のページ

失敗が怖いなら「失敗」という概念をなくせばいい次のページ

関連記事

  1. 教育

    自分を客観的に見る方法

    昨日のブログ「自分を客観的に観察できると、人生うまくいく」http…

  2. 教育

    自分のできることを全力でする

    全国に緊急事態宣言が出されました。学校も軒並み休校になっています。…

  3. 教育

    語彙力は、思考の基盤である

    これは、以前の予備校の国語の先生(大先輩!)から教わったことです。…

  4. 教育

    僕、惚れやすい人間なんです

    わかりました。めちゃ納得しました。今さらかよって感じですが、やっとし…

  5. 教育

    ジョハリの窓と自己紹介

    「ジョハリの窓」をご存知の方は多いと思います。自己分析に使用する心理…

  6. 教育

    聴き方一つでコミュニケーションの質が変わる

    最近、年度末でいろいろと忙しい中ですが、来年に向けて新たに動き出して…

  1. 教育

    聴き方一つでコミュニケーションの質が変わる
  2. 教育

    語彙力は、思考の基盤である
  3. 徒然日記

    心の声に、耳を傾ける
  4. 教育

    「量と質、どちらが大事か」の結論
  5. 教育

    英語の前に、日本語やろ
PAGE TOP