教育に関するニュースをいろいろと見ていたら、
こんな記事を見つけました。
「大学受験の参考書が月額980円で使い放題」サービスに若新氏「勉強系でサブスクは意味がない」
https://news.livedoor.com/article/detail/17128881/
今、いろいろなものがサブスクリプションに変わってきています。
サブスクリプションとは、例えば月額いくらを払えば〇〇放題、という
定額サービスのことと考えていただければOKです。
このサブスクリプションを利用されている方は多いと思います。
Amazon PrimeやNetflixなどで映画は見放題になっていますし、
Apple MusicやSpotifyなで音楽は聴き放題になっています。
こういうのは時代の流れなので、「そういうものかな」と
思ってみています。小川自身、Amazon Primeでかなり映画を
見ているので、とても便利でいいなと感じています。
さて、このサブスクリプションが「大学受験」という業界に
参入してきました。参考書が読み放題になる、ということです。
メリットとしては、
◯定額で多くの参考書を読めるので、あまりお金のない家庭でもたくさん勉強ができる
デメリットとしては、
◯たくさん使えるとしても、結局使わないものが多い
上記の記事にもありましたが、
「参考書は1冊をやりきる」
がとても大事です。
今は参考書・問題集も様々なものがありますが、
昔から使われている有名な参考書はもちろん、
最近作られたものも一定以上のレベルを保っているものが多いです。
ということは、どの参考書を選ぶかは個人の好みで決めていいと思います。
もちろん、指導する立場にある人がいくつかピックアップしてあげて、
その中から生徒が選ぶという形にすると間違いも無駄もありません。
1冊参考書または問題集を手に入れたら、最後まできっちりやりきることが大事です。
そして、2周目、3周目と繰り返すことがとても大切です。
2冊目に手を出すのは、3周目が終わってからで十分です。
1冊やりきった、という達成感と、
ある程度すべての範囲を網羅してやりきったので
「こんな問題見たことない」という経験が格段に減ります。
「見たことある」という問題が増える、逆に言えば
「見たことない問題がほとんどない」という状態であれば、
「さっぱりわからない」だからやる気がない、という
サイクルに陥る可能性が低くなります。
1冊をきっちりやりきることで、学力は確実に上がります。
ですので、この「参考書のサブスクリプション化」は
学力向上にあまり意味を成さないのではないか、というのが
小川の個人的な意見です。
サブスクにするくらいなら、何問かの質問に答えれば
自分にピッタリの参考書が何冊か紹介される、という
アプリがあればバッチリだと思います。
…誰か、開発してください!