教育関係の記事や本を見ていると、
やはり子供の家庭環境はとても大事である
という内容をよく目にします。
そりゃそうですよね、人間は環境の動物ですから。
子供のために、できる限り環境は整えてあげたいですよね。
ただ、だからといって
環境を言い訳にしてはいけない
と思うんです。
ここから、教育の話から少し逸れます。
何かというと、今日の僕の料理の話です(笑)
今日、妻からの希望で、昼食にオムライスを作ったんですね。
前から食べたい食べたい、とおっしゃるので。
最近料理はいつも二人で一緒に作るので、
今日のオムライスも共同作業で作りました。
僕はもっぱらフライパン専門です。
炒めるのは得意なのです。
大学時代、居酒屋で調理バイトをしていたので。
その関係で、卵料理はわりと得意なんです。
だし巻き卵は、イチからお店で出すレベルのものを
作ることができます。
当然、オムライスも卵担当なわけです。
しばらく作ってなかったから大丈夫かなーと
思いながら、それでもまぁなんとかできるだろう、
と軽く思っていました。
…甘かった。
甘かったです。
新調したフライパンが、
どうにも真ん中が先に焼けて
周りはあまり焼けないのです。
昔とった杵柄とばかりに
昔と同じように(たぶん)
オムライスの卵を作っていると、
なんと真ん中だけ先に焼けて破れてしまったでは
ありませんか…!!!
周りはまだ液体なのに…なんて焼きづらいんだ…。
ということで、1つ目、失敗。
(もちろん僕用にしました)
めちゃフライパンのせいにしたかったです。
いや、フライパンのせいです。
でも、フライパンのせいにしたところで、
破れた卵は元に戻りません。
ここで僕は、怒りを抑えて、
次に意識を向けました。
フライパン(環境)が悪いが(譲らない)、
でもこのフライパンで作らねばならない。
じゃあ、このフライパンでなんとかすることを
考えなければ。
実は僕の強みの一つは、
順応・適応性が高い
という点です。対策を考えて、実行しました。
真ん中が先に焼けるのならば、
少し焼けたものをどんどん外側に流し、
焼けてない外側をどんどん内側に流し込めば
ある程度均一に焼けるのではないか。
そう思い、なんとか焼けました。
妻様のオムライスは、なんとか無事にオムライスっぽい
仕上がりになりました。
(良かった…)
我ながら、2回目でなんとか修正できたな、
と思いました。
振り返りながら少し恐ろしかったのが、
フライパンのせいにして2回目も
同じように破れたものを作ろうとしていた
自分がいた、ということです。
「やぶれたけど、フライパンが悪いねん」
と心の中で思い、そのせいにして全て
失敗でもしょうがないじゃないか、
というモードに一瞬なりました。
そこでなんとか思いとどまり、
感情は感情で横におき、
妻のために今度はキレイな卵を焼こう、
と切り替えられたのが大きかったです。
ここからの学びが、冒頭の
「環境(調理器具)は大事、でも環境(フライパン)を言い訳にしてはいけない」
ということでした。
悪い環境の中でいかにやるかと
考えるのがとても大事、という体験でした♪
オムライスは美味しくいただきました☆
(トップ写真は失敗した僕の分です♪)